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仙台フィルの歩み

1973
1974年 創設当時定期演奏会

1973年3月、地元にオーケストラを、との要望で音楽人が集結、市民オーケストラ『宮城フィルハーモニー管弦楽団』が誕生。(常任指揮者/片岡良和’73~’80)
翌年からは定期演奏会をはじめテレビ・ラジオの出演など、活発な演奏活動が始まる。
1975
1975年に設立された「宮城フィルハーモニー協会」の社団法人化に伴い、1978年6月、オーケストラがプロ化。本格的なプロのオーケストラとしての活動が開始される。(常任指揮者/福村芳一’80~’83)
1983
 
1983年 芥川也寸志        1983年 特別演奏会

1983年、音楽総監督に芥川也寸志(’83~’89)を迎えてから飛躍的な発展を遂げ、その変貌ぶりは日本の他のオーケストラからも注目を集めた。「真のローカリティこそが世界に通用する」という芥川の言葉は、オーケストラの歩むべき道を示した。それは現在の仙台フィルにも受け継がれている。(常任指揮者/籾山和明’83~’89)
1989
1989年 東京公演

1989年4月、仙台市の政令指定都市移行を機に、本拠地の都市名を冠した『仙台フィルハーモニー管弦楽団』と改称。芥川の没後、音楽監督に外山雄三(’89~’06)が就任した。(常任指揮者/円光寺雅彦’89~’99)
初の東京公演、CDの発売、仙台フィルハーモニー合唱団の設立、新設された仙台市青年文化センター・コンサートホールにおいて、定期演奏会を同一プログラム2日公演とするなど意欲的に活動を展開。
1992
1992年には、仙台市、宮城県、民間からの拠出により財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団を設立。(社団法人宮城フィルハーモニー協会から分離独立)
1999
1999年には仙台と東京でオペラ支倉常長「遠い帆」(三善晃作曲)を初演して、絶賛を博し、翌2000年にも好評に応え、仙台、東京で再演した。
2000
2000年 ウィーン公演

2000年3月には初の海外公演として、オーストリア(リート、リンツ、ウィーン、フィラハ)及びイタリア(ローマ)で5公演を行い、各地で高い評価を得た。
(常任指揮者/梅田俊明’00~’06)
2001
1995年の第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール、仙台国際音楽コンクールでは、2001年の第1回からホストオーケストラを務め、その成功に大きく貢献している。
2003
2005年 第200回定期演奏会

2003年には創立30周年、2005年3月には記念すべき第200回定期演奏会を迎えるなど、市民に愛されるオーケストラとして着実な歩みを続けている。
2006
2006年4月、新しい“仙台フィル・サウンド”の創造を目指し、常任指揮者にパスカル・ヴェロ、首席客演指揮者に小泉和裕、指揮者に山下一史が就任した。
2009
2009年、映画「劒岳-点の記」で音楽を担当(作曲・指揮/池辺晋一郎)、同作品は第33回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞。4月、山下一史が正指揮者に就任。(2009年~2012年)
2011
2011年 復興コンサート

2011年3月26日に第1回復興コンサートを実施。以降、「音楽の力による復興センター・東北」と協力して、音楽を被災者のものに届ける復興支援コンサート活動を展開する。これらの活動に対し、2011年度エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞と渡邉曉雄音楽基金特別支援を受賞。
2012
2012年9月、ミュージック・パートナーに山田和樹が就任。
2013
2013年 ロシア公演

2013年楽団創立40周年を迎える。
3月、独立行政法人国際交流基金の依頼によりロシア(モスクワ、サンクトペテルブルグ)で被災地の代表として演奏し、震災後、世界各地から寄せられた支援への感謝と、音楽によって力を得ながら復興に向かう被災地の姿を伝え、その役割を果たした。
2014
2014年5月第282回定期演奏会より、東日本大震災の被災者を招待する 復興パートナーシート を導入。
2015
2015年12月国内最大級の高音質音楽配信サイト「mora」から「第九」特別演奏会のハイレゾ配信を開始。国内オーケストラの中できわめて多くの公演のハイレゾ配信を展開している。
2016
 
2016年 第300回定期演奏会     2016年 駅発車メロディー収録

2016年4月定期演奏会が記念すべき第300回を数え、加えて東京特別演奏会をサントリーホールで開催。同公演はNHK-Eテレにより全国放送されたほか、東日本大震災後の仙台フィルの活動を追ったドキュメンタリー番組「音楽になにができますか」も放送され、内外で大きな反響を呼んだ。
7月JR仙台駅の発車メロディーを演奏し、仙台を訪れる多くの人に親しまれている。
2017
2017年 熊本応援コンサート

2017年3月仙台市の主催により「仙台フィル熊本応援コンサート」を実施、楽団員10名が熊本地震の被災地を訪問して演奏を届けた。
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